中国経済の底打ちの兆しが一層強まる

中国経済の底打ちの兆しが一層強まる。 海外経済の低迷と国内の規制政策の影響で、中国の経済成長は四半期を追うごとに減速しているが、在庫消化のペースが鈍化していることで、経済底打ちの時期は先延ばされている…

タグ: 中国経済

発信時間: 2012-09-13 15:15:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

更に重要なのは、在庫消化周期が終わる可能性が高いことである。短期的に見ると、在庫変動が経済に与える影響は多大で、在庫周期の変化を重視する必要がある。過去の例を見ると、PPIの周期は在庫周期よりも3カ月ほど先行するため、PPIの前年同期に比べた伸び率が、9月に底打ちすることは概ね確実であり、PPIの前年同期比伸び率が第4四半期に安定して回復するにつれ、今回の積極的な在庫消化周期も2012年年末から2013年年始には終了し、経済が底打ちしたあとに、安定した回復軌道に乗ることを後押しする。

上述の分析によって、経済底打ちの兆しは徐々にはっきりしてきている。在庫消化周期の終わりに伴い、経済底打ちの時期は、遅くとも2012年年末から2013年年始には訪れるだろう。物価と経済成長が底打ち後に安定することで、企業に利益の転換点をもたらすことができる。一方、原材料コストの低下と資金コストの低下も、企業の株主資本利益率(ROE)が短期的に好転することを後押しする。

「中国証券報」より 2012年9月13日

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