中国人民銀行(中央銀行)が13日に発表した2002―2011年の社会融資規模(金融から実体経済へ供給される資金の総額を示す指標)の関連データによると、同期の中国の社会融資規模は2兆元から12兆8300億元に拡大し、年平均成長率は22.9%に達した。同期の人民元建て貸付の社会融資規模に占める割合は91.9%から60%以下に低下し、その他の方式による融資は、金額と社会融資規模に占める割合のいずれにおいても顕著な上昇が見られた。中央銀行の関係責任者は、金融政策の有効性を高める上で、人民元建て貸付とその他の方式による融資の変化を注意深く見守る必要がある強調している。14日付中国証券報が伝えた。