釣魚島(日本名、尖閣諸島)問題で中日関係が緊迫する中、日本製品ボイコットの動きが日系企業に大きな影響を及ぼしている。A株市場では日本関連銘柄が投売り状態となったほか、業務上日本と深い関係を持つ一部の外向型企業も、いつ急落するか分からない「高リスク」リストに加えられた。東方網が報じた。
「安定維持」の見通しを受けて株価上昇への期待が高まっていたが、ここにきて突然株価を下落させるマイナス情報がもたらされた。上海総合株価指数も続落し、2000ポイントの大台を割りそうな勢いだ。ある投資家は「あまり感情的になりすぎると、関係の無い株にまで被害を及ぼす可能性がある。立場を表明するのはいいが、投資は理性的に行うべきだ」と指摘する。