中央人民広播電台のチャンネル「中国之声」の番組「新聞晩高峰」は、「中国は世界クリスマス用品の最大の加工国だ。多くの企業にとって、現在はクリスマス商戦に向けた書き入れ時で、クリスマス用品を海外に輸出するシーズンだ。海外のクリスマスシーズンは12月だが、生産を行う中国ではこのシーズンが9月に到来する」と報じた。中国広播網が伝えた。
広東省の一部地域で取材したところ、欧米の先進国では景気低迷が続き、中国各社の受注が大幅減となっている。今年のクリスマス商戦は、苦戦が強いられそうだ。
海外の取引先を持つ某社の関係者は、「クリスマスシーズンが、これまでの活況を呈することはないだろう。市場全体の需要が減少し、利益が大幅に減少している。前年と比較した場合、当社の利益は30-40%減少するだろう」と語った。