「釣魚島(日本名・尖閣諸島)は中国領土だ!日本政府による“島の購入”は不法だ!」。中国各地で多くの市民が「日本製品不買」により、日本政府に対する憤りと意思を表明し、愛国精神を示している。中国経済周刊が伝えた。
中国は日本にとって最大の輸出相手国だが、中国人が日本製品を購入しなければ、日本の経済を崩壊させられるのではないか、という声もあがっている。
戦後の世界産業の分業は、「産業間の分業」という状態を続けてきた。各国は資源、技術力、消費者の嗜好の違いにより、国際貿易を通じて利益を得てきた。イタリアは衣料品を、英国は鉄を、ドイツは機械を売った。この時代なら、仮にドイツ(もしくは英国。紡績業は英国が得意とする産業の一つ)がイタリアの衣料品をボイコットしたとしても、ドイツ人の暮らしと産業の発展を妨げることはなかっただろう。