北京市朝陽区の第五環状道路の外側に位置する孫河郷にある住宅建設用土地は26日に競売にかけられ、14億7000万元で落札された。楼面地価(建物の建築面積1平方メートルあたりの地価)は2万元/平方メートルに上った。同日、北京市大興区生物医薬基地にある土地は13億8000万元の価格で落札された。楼面地価は7000元/平方メートルだった。27日付中国証券報が伝えた。
北京市のほか、上海市、広州市、合肥市などにおいても、高価格で落札された土地が現れ始めた。これにより、土地市場における地価上昇傾向が強まっている。
上半期と比較して、下半期における全国土地市場のプレミアム率の上昇が目立っている。業界筋は、土地の高価格での落札が頻繁に現れたことが住宅価格の上昇観測を強めていると懸念している。
「中国証券報」より 2012年9月27日