また、自動車下郷の推進も強化していくべきである。以前、政府は三輪自動車を廃棄処分して軽量型の貨物運搬車に買い替える農民、或いは新たに排気量1.3リットル以下のマイクロバスを購入する農民に対し、一括性の補助金を交付していた。この財政支援の対象範囲を更に、排気量1.3リットル以下の小排気量自動車と大型トラックまで拡大する必要がある。
専門家は「排気量1.3リットル以下の小排気量自動車は、『十二・五』計画の省エネ・環境保護の目標の達成にプラスとなり、県に住む家庭の自動車需要を満たすこともできる。また、大型トラックの発展は一次産業・二次産業の水準を引き上げるためには欠かせないことであり、都市化の推進、農業の近代化、農業機械の普及による農業の効率化という発展目標の達成に繋がり、中国の自動車産業の技術のレベルアップと自主ブランドの発展にも関連するため、政策の重点的な支援が必要である」との見解を示している。
そして、都市部社区の住民の生活に役立つサービスや施設を充実させることで、住民の消費生活の利便性と安心感に対する要求を満たすべきである。食料品市場の標準化改造の実施、電子商取引・消費者金融などの新型の消費システムの推進、自動車・家電・教育・旅行などの国民生活に密接に関連する分野における消費者向け貸付の発展、銀行のキャッシュカードによる支払い手数料の最適化、全体的な費用の水準を引き下げることなどに努める必要がある。
(新華網日本語)