9月25日、従業員のリストラから、中国大陸で撤収を真っ先に行うといわれている日本企業の富士ゼロックスが、公式ウェイボーでコメントを発表した。これによれば、富士施楽(中国)有限公司(富士ゼロックス中国)には、今後700万ドルを増資して中国事業をさらに拡大する計画があるという。
この情報によれば、富士ゼロックスは傘下子会社の富士施楽実業発展(上海)有限公司に資本金700万ドル増という追加融資を行う。また、この施策は富士ゼロックスの中国市場での持続可能な発展戦略の一部であると発表している。
資本撤収のうわさを否定
最近、海外メディアでは富士施楽高科技(深セン)有限公司で大量の解雇があり、本社筋から中国市場から撤収という意見もでていた。
「これは全くのうわさにすぎず、私どもは中国からの撤収について言及したことはありません。」富士ゼロックス中国の対外事務部エグゼクティブマネージャーの聂暁利さんはこう取材に答えた。
700万ドルの増資計画についても、早期に着手する予定はあるものの、今回は機会を選んで発表したまでだという。