データによると、第3四半期の中国の上海、深セン株式市場上場企業の大株主による自社株の買い増し額は44億1000万元と、第2四半期より35.3%減少した。景気低迷と上場企業業績予想の不振を背景に、産業資本の株式投資意欲が減退していることが伺える。11日付中国証券報が伝えた。
一方で、第3四半期の上海、深セン株式市場上場企業の大株主による自社株売却額が84億1000万元で、第2四半期の111億1000万元から24.3%の大幅減となり、株式市場の底探りの状況が続き、株価が歴史的低水準にあるこの時期に、産業資本の株式市場に対する先行き見通しは好転したと見られる。
「中国証券報」より 2012年10月11日