中国の鉄道インフラ投資が2012年予算の約5000億元の達成に向けて急増している。鉄道部の公式サイトで発表された9月の鉄道インフラ投資に関する統計によると、9月の全国の鉄道インフラ投資は642億7000万元で、前年同期の304億1000万元より111.3%増加、今年8月の393億3000万元より63%増加した。年間目標の達成に向けて、鉄道インフラ投資は9月から急増している。
また統計によると、今年1-9月の鉄道インフラ投資は2920億元で、2012年予算4960億元の59%を達成した。これは残りの3カ月の総投資額は2040億元、1カ月あたりで680億元になり、鉄道インフラ投資の急増傾向は年内続くことを意味する。インフラ投資ブームを受け、鉄道インフラ投資予算は数回にわたって引き上げられ、年初めの400億元から4960億元に拡大した。
鉄道インフラを中心に行うある中央企業の担当者は、「1-9月の投資額は約3000億元と年間目標4960億元の6割に満たないが、達成は問題ないだろう。鉄道インフラ分野の企業は実力があり、資金問題さえ解決できれば時間など問題ではない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月11日