中国自動車工業協会の最新のデータによると、9月の自動車生産・販売台数はそれぞれ166万900台と161万7400台で、前月比でそれぞれ10.62%、8.17%増、前年同期比ではそれぞれ3.67%増、1.75%減となった。2012に入って、単月の自動車販売台数の前年同期比減は2月以来2回目。
9月の自動車販売台数が減少した原因について、中国自動車工業協会は日本政府の釣魚島(日本名:尖閣諸島)「国有化」反対による日系車ボイコットが影響したと指摘している。
10月の見通しについて、中国自動車工業協会の董揚副会長兼事務総長は、「自動車の農村普及(農村における自動車買い替え支援)」制度の再開が10月に発表ことが期待され、同月の自動車販売も好転する可能性があるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月11日