「中国・義烏小商品指数」情報発信システムの最新のデータによると、9月の義烏小商品景気指数が1009.14に上昇し、4カ月連続の低下傾向に歯止めがかかった。同指数が景況感の改善と悪化の分岐点である1000を上回ったのは2012に入って2回目。12日付中国証券報が伝えた。
義烏市は中国のクリスマス製品生産拠点として知られている。しかし、クリスマスが近づいてきたにもかかわらず、9月の義烏市におけるクリスマス製品の受注は不振だった。
アナリストは、クリスマス製品の受注状況は「貿易のバロメーター」と言われているだけに、クリスマス製品受注の不振は中国の輸出情勢が依然厳しいものであることを意味していると指摘する。
「中国証券報」より 2012年10月12日