あるネットユーザーは、「紅いコーリャンという有名な作品があるが、ノーベル文学賞授賞まで、莫氏のことを知らなかった。条件の許す限り、莫氏の作品を購入したい。しばらくの間、莫氏の作品は好調な売れ行きを記録するだろう」と語った。
莫氏の作品は現在、各書店でベストセラーとなっており、特に問い合わせ・購入が相次いでいるのは「蛙鳴」という作品だ。業界関係者は、「同作品は茅盾文学賞を受賞し、2009年から現在までに20万部が出版された。各書店(実店舗・オンライン書店)では、莫氏の作品の在庫が売り切れている。また多くの読書サイトは、莫氏の作品の閲読を有料化した」と語った。
莫氏の小説が注目を集める中、上海文芸出版社の元勇副編集長はこのほど、「本社は莫氏の一連の作品の出版を予定している」と表明した。北京精典博維文化発展有限公司の史翔副総経理もまた、「これまで発表された22作品と、未発表の脚本を1作品出版する」と発表した。テレビ・映画界の投資家も、莫氏の作品の映画化に興味を示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年10月12日