中国、今こそ第3次産業の発展推進に注力すべき

中国、今こそ第3次産業の発展推進に注力すべき。 2012年第2四半期、中国の第3次産業の前年同期に比べた成長率は第2次産業を上回り、第2四半期の国内総生産(GDP)成長率が予測を上回った主な要因となった。中国経済の潜在的な成長力が鈍化する中、第3次産業の景気は引き続き製造業よりも好調で…

タグ: 第3次産業 中国経済 

発信時間: 2012-10-13 11:06:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2012年第2四半期、中国の第3次産業の前年同期に比べた成長率は第2次産業を上回り、第2四半期の国内総生産(GDP)成長率が予測を上回った主な要因となった。現在、中国の社会発展は人口構造と所得分配のターニングポイントに差し掛かっており、時勢の流れに従い、このチャンスをしっかりと把握し、第3次産業の発展に努めるべきである。12日付中国証券報が伝えた。

中国経済の潜在的な成長力が鈍化する中、第3次産業の景気は引き続き製造業よりも好調で、購買担当者景気指数(PMI)指数を見ても非製造業は製造業よりも高い。2012年1―9月、HSBC中国製造業PMIはいずれも景況感の改善と悪化の分岐点である50を下回り、最も高い時で49.6、平均値は48.6で、2011年の同じ時期の平均値を2.6ポイント下回っている。一方、HSBC中国非製造業PMIはいずれも50を上回っており、最も低い時で52、平均値は53.4で、2011年の同じ時期の平均値に比べ0.8ポイント上昇しており、非製造業は景況感を示すPMIが依然高く、製造業より遥かに活力と粘り強さがあることがわかる。

他の国に比べ、中国の第3次産業が経済に占める割合は小さい。2011年の中国のGDP構成要素のうち、第3次産業付加価値の対GDP比率は43.1%で、先進国である米国の78.4%と日本の71.9%を下回っているだけでなく、発展途上国であるインドの54.7%よりも低い。第3次産業の構成要素は合理性に欠けており、もっとも大きな割合を占めているのは流通業で、不動産業と金融業が後に続いているが、いずれもマクロ経済の周期の影響を受ける分野だ。科学・技術サービス業の割合は4%に届かず、情報サービス業の割合は5%をやや上回る程度である。一方、先進国の第3次産業は主に科学技術や情報産業などの新興産業が占めている。

 

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