2012年に入ってからの経済動向の新たな状況や問題に対応するため、中央政府及び関連部門は引き続きマクロ調整の改善・強化に努めるにあたって、政策の先見性、的確性、柔軟性をより一層引き上げ、絶えず事前調整・微調整を強化し、経済の安定した比較的速い成長にむけた一連の政策を打ち出している。
2月1日開催の国務院常務会議において、小企業・零細企業の健全な発展を支援する政策が打ち出された。
2月18日、中国人民銀行(中央銀行)は、2月24日より、預金関連金融機関が人民元の預金準備率を0.5ポイント引き下げることを発表。
3月28日開催の国務院常務会議において、輸入政策の強化が確定。一部のエネルギー原材料の輸入関税の引き下げ、国民生活に密接に関係する生活用品の輸入関税の引き下げなどが打ち出された。