日本の財務省が10月22日発表した9月の貿易データ速報によると、中国への輸出が減少したことが影響し、9月の貿易赤字は5586億円(約70億ドル)、全体の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3カ月連続で赤字となった。
データによると、9月単月の輸出額は前年同期比10.3%減の5兆3598億円(675億米ドル)で、輸入額は前年比4.1%増の5兆9183億円(746億米ドル)だった。税関のデータによると、9月の中国への輸出は前年比14.1%減の9538億円(120億米ドル)で、うち重機用モータなどの原動機(エンジン)は同48.7%減、自動車は同44.5%減だった。中国からの輸入は前年比3.8%増の1兆2833億円(162億米ドル)だった。