中国証券監督管理委員会(証監会)の郭樹清主席は先般、『行政管理改革』という雑誌に投稿し、中国の証券市場関連政策の整備について次のように考えを述べた。23日付中国証券報が伝えた。
2012年に入って、証券市場分野における新株発行制度と上場廃止制度の改革、上場企業配当制度の健全化、場外市場整備加速化の推進に関する一連の政策・措置が、市場から良い反応を得ており、政策の効果が現れ始めている。
各種の長期資金の資本市場での運用による価値保全や利益獲得の面で、住宅・都市農村建設部と共同で、住宅公共積立金の管理と投資・運用について検討を重ねたことにより、実質的な進展が見られた。証監会として、今後においても、関連政策の一層の健全化に取り組んでいく。
「中国証券報」より 2012年10月23日