中国環境保護部の主導で策定されている『重点地域大気汚染対策計画(2011―2015年)』は先般、国務院によって承認され、近く発表されることになった。これは中国初の総合的大気汚染対策に関する専門計画となる。24日付中国証券報が伝えた。
『計画』には、「十二・五(第12次5カ年計画期、2011―2015年)」期における重点地域の汚染対策に関する基本方針・原則、計画の範囲、指標達成目標、課題、重点プロジェクトと保障措施などが盛り込まれている。
『計画』は、中国の大気汚染が深刻な三大地域の京津冀(北京市・天津市・河北省)、長江デルタ、珠江デルタと九大都市郡(遼寧中部、山東半島、武漢及び周辺、長株潭、成渝、海峡西岸、山西中北部、陝西関中、新疆ウルムチ都市郡)の107都市をカバーする。
「中国証券報」より 2012年10月24日