中国環境保護部は23日、『十二・五危険廃棄物汚染対策計画』を発表した。『計画』では、「十二・五(第12次5カ年計画期、2011―2015年)」期に、いくつかの危険廃棄物処理・リサイクルに関する重点プロジェクトを建設することが明示された。推計では、これら重点プロジェクトの投資総額が261億元に上る。24日付中国証券報が伝えた。
「十二・五」期の危険廃棄物処理重点プロジェクトの建設は、同期の危険廃棄物の処理・リサイクル施設の建設でけん引的な効果を発揮すると同時に、危険廃棄物処理業の発展を促す上でも役割を果たすと見られる。『計画』で、「十二・五」期の危険廃棄物処理関連の生産額が2000億元以上、焼却・埋め立てなどの集中処理関連の費用が500億元を上回ると予測されている。
「中国証券報」より 2012年10月24日