新エネルギーと再生可能エネルギーの発展に力を入れることは、エネルギーの多元的でクリーンな発展推進、戦略性新興産業の育成にとって重要な戦略的措置であるだけでなく、生態環境の保護、気候変動への対応、持続可能な発展にとっても必要だ。中国は新エネルギーと再生可能エネルギーの発展に力を入れ、第12次五カ年計画期末までに非化石エネルギーが中国の一次エネルギー消費に占める割合を11.4%に引き上げ、非化石エネルギー発電の設備容量の割合を30%に引き上げる。
改革は発展モデルの転換を加速する大きな原動力となる。中国はエネルギー分野の改革を確固として推進し、上層部による計画と全体計画を強め、エネルギーの合理的発展に役立つ体制・メカニズムの構築を急ぎ、エネルギー発展環境を改善し、エネルギー生産・利用モデルの変革を押し進め、国家エネルギー安全を保障する。
エネルギー安全は世界的な問題であり、ほとんどの国は国際協力なくしてエネルギー安全を保障できない。中国は過去・現在・未来において、世界のエネルギー安全保障の脅威とはならない。中国は平等互恵、ウィンウィンという原則の下、エネルギー生産国、消費国、国際エネルギー機構との協力を一層強化し、世界のエネルギーの持続可能な発展を共に押し進め、世界のエネルギー市場および価格の安定を維持し、エネルギールートの安全性を確保し、世界的なエネルギー安全と気候変動の対応でしかるべき貢献をしていく。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年10月25日