中国企業は今やっと世界に向けて一歩を踏み出した。中国の電気通信設備メーカーである華為技術有限公司(華為技術、ファーウェイ)は最も成功している中国企業の1つとなっている。
華為技術の日本でのモバイルブロードバンド端末売上高は、2011年に前年比50%増の4億2000万ドル(約336億円)に達し、日本市場に進出した中国IT企業としては過去最高の業績を記録した。同社のデータカードとモバイルルーターは、2008年より4年連続で1位を維持しており、日本通信キャリアと消費者の間で好評を博している。同社の携帯電話「Ascend P1」は、世界超薄型・超軽量型スマートフォンの記録を更新し、日本で脚光を浴びた。
日本経済新聞は先般、華為技術が急成長を遂げた秘密として、「1、広大なビジョンと旺盛なR&D投資 2、手厚い社員教育と利益の共有制度 3、徹底した現地化戦略と共同技術開発 4、ITバブルの崩壊と段階的発展戦略」であると、取材レポートで明らかにした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年10月26日