10月28日までに、中国全土の27地区(省、自治区、直轄市を含む)が、今年第1-3四半期のGDP(国内総生産)データを公表した。このうち24地区のGDP成長率が、全国水準を上回った。多くの経済発達地区の第1-3四半期のGDP成長率は、今年上半期をやや上回った。京華時報が伝えた。
▽データ
・天津のGDP成長率が全国一
27地区のうち、北京、上海、浙江省を除く24地区の第1-3四半期GDP成長率は、7.7%の全国水準を上回った。
同24地区のうち、成長率が7.9%にとどまった広東省を除き、その他の23地区の成長率が8%を上回った。このうち天津、重慶、貴州省、甘粛省の成長率は13%以上に達した。天津のGDP成長率は13.9%で1位に、重慶と貴州省は13.8%で2位になった。
14地区の第1-3四半期のGDPが1兆元を上回った。このうち広東省が4兆685億7600万元で1位に、江蘇省が2位に、山東省が3位になった。
・11地区の成長率が上半期を上回る
27地区のうち、11地区(北京、遼寧省、吉林省、上海、江蘇省、浙江省、福建省、江西省、広東省、海南省、雲南省)の経済成長率が、上半期を上回った。このうち雲南省の今年第1-3四半期のGDP成長率が最高で、上半期を0.9ポイント上回る12.6%に達した。安徽省、山東省、青海省の成長率は、上半期と同水準となった。