中国インターバンク(銀行間)市場の翌日物レポ金利(加重平均)は29日、前取引日より102ベーシスポイント上昇の4.49%と、3月以来の高水準を記録した。30日付中国証券報が伝えた。
同日、2カ月物及びそれ以下の各レポ金利はいずれも上昇、全体的に見ると、期間が短いほど金利の上昇幅は顕著で、銀行間市場の資金が逼迫していることを示している。
資金の逼迫状況は、上海銀行間出し手金利(Shibor)が全体的に上昇したことにも反映されており、特にShibor翌日物金利は111ベーシスポイントと大幅に上昇し、1日の上げ幅として2月以来最大となった。
「中国証券報」より 2012年10月30日