中国の土壌汚染の問題は深刻である。6年がかりで行われた中国の土壌の汚染状況に対する調査から、鉱工業(鉱業と製造業)、農業などの人間活動が土壌汚染の主な要因であることを明らかになった。中国国内の土壌環境を中央政府も予てから重視していた。10月31日、温家宝総理主催の国務院常務会議において、土壌環境の保護と処理・管理作業に関する政策協議が行われた。
業界関係者は、中国の汚染土壌の90%近くが重金属と関係していると見ている。現在、中国には既に、環境汚染に関する法規が50部近く存在しているものの、土壌環境の保護・汚染防止を主目的とする法律はまだ不十分である。土壌の汚染状況が深刻化する中、土壌に焦点を合わせた法律の制定が迫られている。
中国土壤污染问题严重——一项历时6年的全国土壤污染状况调查表明,工矿业、农业等人为活动是造成土壤污染的主要原因。全国土壤环境状况也已引起中央的高度重视。10月31日,温家宝总理主持召开国务院常务会议,研究部署土壤环境保护和综合治理工作。
业内估计中国90%左右的被污染土壤都与重金属有关。目前,中国已有50余部关于环境污染的法规,但是缺乏土壤环境保护与污染控制的专项法律法规。由于土壤污染形势严峻,立法制定一个专门针对土壤的法律显得很迫切。