中国国務院は先般、『福建省海洋経済発展計画』を正式に批准した。これにより、福建省は山東省・浙江省・広東省に並ぶ海洋経済発展のモデル省となり、浙江省舟山が海洋経済新区に指定されたことに続き、海洋資源が豊富な地域として、正式に国家海洋経済発展の一大戦略に組み込まれ、中国の海洋経済発展モデル地区の「第5区」となった。11月2日付中国証券報が伝えた。
福建省政府は以前発表した『海洋経済発展の促進に関する若干意見』において、2013年に、全面的に全国海洋経済発展試行作業を開始することを提言し、2015年までに省全体の海洋経済発展計画関連の総生産額を7300億元まで引き上げ、2020年までに強力な海洋経済発展地区になることを目指すとしている。
アナリストは「現在、批准されている各海洋経済発展関連計画を見ると、不動産業を基幹として、多くの関連産業が海洋経済の発展強化の恩恵を受け、市場に大きなチャンスを生み出すことが期待できる」との見方を示している。
国务院近日正式批准了《福建省海洋经济发展规划》,这是继山东、浙江、广东成为国家海洋经济发展试点省份,以及浙江舟山成为海洋经济新区之后,海洋大省福建也正式跻身国家海洋经济大棋局中一环,成为我国海洋经济“第五区”。
此前福建省政府出台的《关于加快海洋经济发展的若干意见》中,提出2013年全面启动全国海洋经济发展试点工作,2015年全省海洋生产总值达到7300亿元,2020年全面建成海洋经济强省。
分析人士指出,综合目前获批的各海洋经济区规划来看,以房地产业为支柱,多个相关产业有望乘着“海风”给市场留下巨大猜想空间。
「中国証券報」より 2012年11月2日