◆健全な預金保険制度の構築
1997年、中国人民銀行は預金保険制度研究プロジェクトチームを設立した。2007年年始、第3回全国金融工作会議は預金準備制度の普及を決定。2010年初め、国務院は預金保険制度の構築を促進することを決定。第4回全国金融工作会議後、人民銀行の周小川総裁は「これまでの準備作業は大方有益なものであり、適切な時期を模索し、タイミングを見て制度を実施するべきである」と話していた。
中国の預金保険制度の枠組みは概ね完成している。制度の制定において、中国は賠償金の制限、料率の差別化、早期是正措置などの世界各国の預金保険制度の実践において確立された方法を参考に、適度なリスクモニタリングとリスク処理能力を含め、責務を果たすために必要不可欠な能力を預金保険機関に与えると見られる。
建立健全存款保险制度
1997年,中国人民银行成立存款保险制度研究课题组。2007年初,第三次全国金融工作会议决定推行存款保险制度。2010年初,国务院决意加快建立存款保险制度。第四次全国金融工作会议后,央行行长周小川曾表示,此前的准备工作大体上都是有效的,需要寻找一个合适的时机,择机出台。
我国建立存款保险制度的制度框架已基本成型。在制度设计中,我国可能借鉴有限赔付、差别费率和早期纠正机制等国际存款保险制度实践中较为成熟的做法,考虑赋予存款保险机构履行职责所必需的职能,包括适度的风险监测和风险处置职能。
「中国証券報」より 2012年11月5日