中国でのトヨタの減産が2013年7月まで続くとの海外メディアの報道について、トヨタ中国の牛煜広報担当は先般、「そのような事実は全くない」と否定した。
海外メディアによると、トヨタ研究部署の内部報告書は「2012年第4四半期の中国での生産は通常の水準を4割近く下回ると見込まれ、減産は2013年上半期まで続き、同年第3四半期にようやく全面的に回復する」との見方を示している。
牛広報担当は「中国における2013年の生産計画はまだ検討段階であり、減産が2013年7月まで続くという噂は事実に反する。海外メディアが指摘している内部報告書についても、根も葉もないことで調べて確かめようがない。一汽トヨタと広汽トヨタを含む中国の工場はいずれも通常通り稼動しており、市場の変化と具体的な状況に合わせて、更なる調整を行う可能性はある」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月6日