2012年から詳細な計画が始動している中国の国産大型旅客機「C919」は、全面的な試作も始まっており、研究開発が計画通りに進むにつれ、「C919」の見通しは極めて明るいものになっている。
2012年に入ってから、既に3件の大規模な国産大型旅客機「C919」の販売契約が結ばれている。2月、同機を製造している中国商用飛機有限公司(COMAC)は、航空機リース会社の中銀航空租賃私人有限公司(BOC)と「C919」20機の販売契約を結んだ。6月、COMACはファイナンス・リース会社である農銀金融租賃股フェン有限公司から「C919」45機を受注、9月には、同じくファイナンス・リース会社である建信金融租賃股フェン有限公司から大量の注文を受けている。現在、「C919」は既に13社の顧客を抱えており、受注数は330機に上る。業界関係者は「330機の受注があれば、『C919プロジェクト前期工程』への資金投入の損益分岐点に十分到達することができ、損失は出ないだろう。他の大型飛行機製造業者の過去の例を見ると、新型の飛行機の研究開発コストは概ね120―150億米ドルほどで、300-400機の売上で、損失と収益の分かれ目となる損益分岐点を満たすことができている」と説明する。
国产大飞机C919前景看好 订单总数达到330架
国产大飞机C919在今年开展详细设计,并开始全面试制,随着研制按计划进度向前推进,C919的前景相当看好。
今年至今,国产大飞机C919已经收获了三笔订单。2月,中国商用飞机有限责任公司与中银航空租赁私人有限公司签署20架C919大型客机订购协议。6月,中国商飞公司与农银金融租赁有限公司签署45架C919大型客机订购协议。9月,中国商飞公司再从建信金融租赁股份有限公司手中接获大单。目前,C919已经拥有13家用户,订单330架。业内人士认为,目前330架的订单数量或许已足够使C919项目前期的研发投入达到盈亏平衡。依照其他大型飞机制造商的经验,一款新飞机的研发经费往往在120亿-150亿美元,其销售盈亏平衡点在300-400架之间。