当時、マクラーレンの「F1」が一世を風靡していたことは、自動車ファンなら誰でも知っている。しかし、この、BMWモータースポーツが開発したV12エンジンを搭載し、時速100kmまでの加速時間わずか3.2秒の性能を持ち、前席は中央に運転席のみ、後部に2座席というきわめて稀な座席レイアウトを持つスーパーカーは、惜しくも生産停止されている。そして、今、その後継モデルとなる「P1」のコンセプトカーの量産が始まった。