中国、マネーサプライ急増が意味するものとは?

中国、マネーサプライ急増が意味するものとは?。

タグ: 中国マネーサプライ

発信時間: 2013-02-04 18:56:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人民銀行のデータによると、昨年末の時点で中国の広義マネーサプライ(M2)は97兆4200億元(約1402兆3000億円)に達し、100兆元を突破することは間違い無くなった。この額はすでに、世界のマネーサプライ総量の4分の1に近づいており、米国の1.5倍、英国の4.9倍、日本の1.7倍で、ユーロ圏全体のマネーサプライ合計を20兆元上回る。中国は今や、世界一のマネーサプライを有する国となった。新華社が伝えた。

注目すべきは、これらの通貨の大部分がここ数年で蓄積された点だ。2000年、中国のM2残高は約13兆元で、2008年にも50兆元に満たなかった。しかしその後金融危機が勃発し、2009年以降は毎年約10兆元ずつの大幅増加を見せた。

客観的に見ると、通貨量の急増はある特定の部門の責任ではなく、中国の経済発展のアンバランス、国際収支の「双子の黒字」が長期的に続いた結果といえる。

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