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japanese.china.org.cn | 03. 02. 2014 |
中国人観光客が迎える旧暦の新年が、日本の業者の重大なイベントとなった。1873年から1世紀以上にわたって春節を祝ってこなかったこのアジアの国は、「春節」の字の意味もあまり理解していなかったが、わずか数年で「春節商戦」を繰り広げるようになった。
まもなく迎える春節を祝うため、セール中の東京の新宿、原宿、表参道、銀座、また、大阪では大規模な春節ショッピングイベントが行われる。これはセールで最大の見所となる。セールを行う約1万2000店舗は特売を行うほか、「春節福袋」も用意している。ジャパンショッピングツーリズム協会の新津研一事務局長によると、日本は元旦に福袋を売る習慣があるが、今年は多くの店舗が日本で新年を迎える顧客向けに「春節福袋」を用意した。これは日本で初めてであり、多くの店舗が参加するこのような大規模な春節祝賀イベントも初めてとなる。
新宿の京王百貨店は新宿にある老舗百貨店である。毎年元旦、百貨店前には福袋を買い求める人たちの長い行列ができる。営業企画部の担当者によると、福袋は日本の新年の大売り出しの目玉で、値段以上の価値があり、数が限られている。そのため、多くの人が新年のくじ引きのような感覚で、徹夜で並んで買い求める。開店と同時に人気の福袋は売り切れる。昨年冬から春節福袋の用意に取りかかり、各店舗にあいさつに回り、一部の福袋を春節の顧客に残すように頼んだという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月3日
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