海外メディア:今日の中国は偉大なる改革者・鄧小平氏の「遺産」

海外メディア:今日の中国は偉大なる改革者・鄧小平氏の「遺産」。

タグ: 中国経済

発信時間: 2014-08-22 16:55:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「1978年、中国の一人当たりのGDPは僅か381元だったが、2012年にはすでに3万8420元に上昇した。16.2倍という物価上昇の要因があっても、中国人の実質所得は100倍も増加した。1978年における中国の対外貿易額はたったの206億4000万ドルだけだったが、昨年中国の貨物輸出入総額が4兆1600億ドルと記録を更新し、米国を抜いて世界最大の貿易国となっている」。8月20日付の韓国聯合ニュースは鄧小平生誕110周年を記念する特別寄稿を掲載し、「中国は改革開放を通じて脆弱国家からG2に成長した」と称えた。

2011年10月、「アラブの春」(といった一連の民主運動)が西アジアや北アフリカで盛んに行われた際、英エコノミト誌は「偉大な安定器」といったタイトルで「鄧小平の遺産」に触れ、(「アラブの春」の)次の波及相手が中国になるのではないかと言われたが、事実は中国にその影響を及ぼすことはなかったと証明した。その要因の一つとして、過去数十年間にわたる中国の大規模な経済成長は十分な数の人々に現在の制度の恩恵に満足させているのだということにある。そのため、十数年前に亡くなった鄧氏には感謝すべきだと述べた。

1997年2月19日、鄧小平が逝去。20日付のニューヨーク・タイムズは次のように報道した。「鄧小平氏―共産党中国の建国革命者の一人。世界人口第一の大国の経済を変えた近代化の設計士。今週水曜日の夜、北京で逝去。享年93歳」

「フランス情報」ネットは、過去一世紀にわたる中国政治史は実際4人の素晴らしき政治家―孫文、蒋介石、毛沢東と鄧小平―におって歴史が織り交ぜられたものだと報道した。文章はとある著名作家の言葉を引用し、鄧小平氏は最終的に中国に対する効果的な統治を実現し、中国を革命状態から建設状態へと移行させ、真に近代化の道を歩ませたと紹介した。鄧氏は文化大革命の時期に幾度もの浮き沈みを経験し、後に中国の改革開放を主導したが、天安門事件で物議をかもした。氏が世を去ってしばらく経った今、振り返ってみれば人々はようやく中国の近代化プロセスにおける氏が持つ重要や意味を真に気づき始めた。正に彼のリードの下で、中国経済が高速成長の軌道に真に乗り始め、しかも「中国が目覚めたときに世界は震えるだろう」というナポレオンの予言を最終的に証明した。

ドイツのディー・ツァイトは「偉大なる改革者の遺産」をタイトルにした論説を掲載し、今日の中国を理解しようとするには鄧小平氏を理解しなければならない、鄧氏は毛沢東時代の共産主義の動力装置を残しつつ、同時に近代的国家を建設した。氏は世界を受益者にさせ、氏の改革によって中国は世界経済のエンジンになり、中国の改革なくては世界は想像できないと論じた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年8月22日

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