国産大型機が年内に初飛行へ まだ幾重もの難関

国産大型機が年内に初飛行へ まだ幾重もの難関。

タグ: 国産大型機

発信時間: 2015-01-05 17:30:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

当初の予定より1年ほどの遅れはあるものの、国産ナローボディ大型航空機「C919」は年内に初飛行を完了する予定であり、人々の想像力を無限にかき立てている。C919プロジェクトの主体者である中国商用飛機有限責任公司によると、C919は昨年は細部の設計が全面的に完成し、第1号機の機体構造の溶接・接合が行われ、2015年には初飛行を行う予定という。だが多くの業界関係者から、「新型航空機はどれも初飛行の段階から外部の厳しいチェックのまなざしを受けるものであり、初飛行から大規模な商業化利用に至るまでには多くの難関を越えなければならない」との声が上がっている。「北京商報」が伝えた。

同公司の責任者によると、C919は14年に第1号機の機体構造の溶接・接合が行われ、プロジェクト設計、テスト、製造、中心的技術の研究開発、搭載システムの合弁協力など多方面で重要な進展を遂げ、これまでに累計430機を受注した。匿名の業界関係者は4日、「商用飛機が明らかにした情報によると、C919はハードウエアの組立がすでに完成に近づいており、次はエンジンやその他の重要システムの調整・テストで、これこそが最難関の作業だ」と述べた。

データによると、C919はこれまでに累計430機を受注したが、ロシア、ブラジル、日本、インドが次々に同タイプ機の製造に乗り出したことや、ボーイング社とエアバス社が市場で終始独占的な地位にあることなどを考えると、C919は販売をめぐって激しい競争に直面することが予想される。

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