また于担当は、貿易促進会が一帯一路以外のさまざまな国や地域に対しても、協力関係を強めていくことを強調。「欧米、日韓、新興国の主要商工会との交流を深めていくほか、上海協力機構、アセアン、南アジア、アラブ諸国の主要商工会との協力メカニズムについての引き続き拡大していく。ロシア、カザフスタン、マレーシアなどの国の主要商工会との協力関係も強化。今後3~5年以内により整った協力ネットワークを構築し、2ヶ国間の経済貿易の拡大を支援していく」と語った。
このほか貿易促進会は、貿易と投資に関するプラットフォームを構築し、中国と一帯一路の沿線国家との取引と産業協力にも力を入れる。大まかな統計では、2015年、貿易促進会が関わった計画に9つ。その中には、インド、トルコ、インドネシア、カザフスタンなどの国に対する中国の設備や消費財の紹介、中国の自動車、高速鉄道、新エネルギー、新素材、電化製品、軽工業製品の輸出などがある。また貿易促進会は広東省、福建省、陝西省、新疆ウイグル自治区などの省や自治区が自身の特徴や産業の優勢性を結びつけることを奨励し、沿線国家に特色に合わせた経済貿易協力の面で成果につなげていきたいとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年2月3日