中国で、結婚式の写真撮影は近年発展を遂げた新興産業である。
31歳の王晟さんは、福州市の結婚式カメラマンである。仕事がある日は朝5時に起き、10キロ近くもある「装備」を背負って式場に向かう。
王晟さんは、「結婚式の写真撮影は大変で非常に限られた業種である」と話す。中国で、結婚式カメラマンは多くが20代で、若くないとできない仕事である。ベストショットを撮るため、13時間も新郎新婦につきっきりで撮影し、常に2人の表情に注意していなければいけない。