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japanese.china.org.cn | 22. 09. 2015

第12回中国-ASEAN博覧会が閉幕、グローバル提携契約は34件

タグ: 中国-ASEAN博覧会

広西チワン族自治区の南寧市で開かれていた「第12回中国-東アジア諸国連合(ASEAN)博覧会」が21日に閉幕した。会期内にグローバル生産能力の提携が進み、各種案件の契約件数は34件に上った。

博覧会事務局の王雷局長は、今回の博覧会で、中国とASEAN、海上シルクロード周辺地域が提携する新たなプラットフォームを打ち立てたと説明した。グローバル生産能力と装備・製造産業が交渉を行い、提携の基本合意は11件、契約は34件に上り、提携分野は機械製造、自動車部品、エネルギー建設、建材生産、非鉄金属、鉱産開発に及んだ。

博覧会の展示ブース数は4600カ所、うちASEAN10カ国・地域外の出展が1296カ所と、前回に比べ2.9%増加。また、参加業者数は6万5000人で、バイヤーは前回比5%増の85社、うち専門バイヤーは前回を2500人上回った。

投資面でも、中国とマレーシアが共同で設する産業パーク2カ所の展示セレモニーや、ASEAN投資プレゼンテーションなどの促進活動が行われた。グローバル提携と契約の件数が増え、なかでも貿易、物流、パーク建設など「21世紀海上シルクロード」の関連案件が前回に比べ50%増加した。

王局長は、博覧会を通じ、中国とASEANから、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)と「一帯一路」周辺国にビジネスチャンスが拡大したと評価。韓国をはじめ、インド、日本、オーストラリア、ニュージーランド、トルコ、ガーナ、バングラデシュ、パキスタン、カザフスタン、キルギス、グルジア、ロシア、米国、カナダなどからバイヤーや企業が参加したとしている。

また、環境保護、砿業、電力、教育、文化、薬品などの分野でも大きな成果が上がった。民間友好と人文交流活動も進み、広西チワン族自治区とベトナムのホーチミン、崇左市とラオスのターケーク、貴港市とフィリピンのサンボアンガが友好都市の関係を構築。それに南寧民歌芸術節や舞台ショーの催しが華を添えた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年9月22日

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