新疆の観光地、連休中に観光客が押し寄せる
新疆維吾爾(ウイグル)自治区の主要観光地では、中秋節、クルバン祭(イスラム教最大のお祭り)、国慶節(建国記念日、10月1日)、自治区成立60周年記念という4つの祝日が連なると同時に、1年で最も美しい季節を迎えたことから、1日あたりの観光客数が史上最高に近づいている。ホテル、観光列車、旅行社はいずれも、休む暇なく働き続けている。自治区内南部・北部の多くの観光地を訪れた観光客は、9月半ばから現在までに、前年同期比約40%も増えている。現在の予約状況から見て、連休期間中は観光客がさらに押し寄せる見通しだ。天山網が報じた。
自治区を訪れる観光客は、新疆の素晴らしい景色だけではなく、60周年記念行事が行われる前夜の祝賀ムードを存分に堪能し、自治区設立60周年に対する祝福の気持ちを示し、自治区がさらに栄えて豊かになり、住民の暮らし向きが向上するよう祈っている。
西安からやって来た観光客の張氏は、新疆観光専用列車で体験する雪山、森林、草原、ゴビ砂漠の素晴らしい旅をしきりに褒め称えた。張氏にとって3回目となる今回の新疆旅行は、家族4人によるファミリー旅行となった。張氏は、「新疆は非常に素晴らしい所だ。私は、より多くの親戚や友人に、ここに旅行に来ることを薦めたい。新疆がますます発展するよう、心から願っている」と話した。
米国人カメラマンのアントニウス・バイト氏は、ここ数日、沢普県金湖楊の観光エリアを隅から隅まで訪れた。バイト氏は、天山網記者の電話取材に対し、「ここの水生胡楊(ポプラの一種)林は極めて美しく、現地では、人を迷わせるという言い伝えがある。ここで撮った数多くの記念に残る写真を、友人たちとシェアしたい。新疆がさらに素晴らしい地になることを祈っている」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年9月23日