ロボット産業は現在、各製造業大国が育成に重点を置く産業となっている。その中で、工業ロボットの世界トップを走る日本企業は、消費者生活へさらに近づく実用型ロボットの発展に注力。日本の家電メーカー、パナソニックは、家電製品へのロボット技術利用を進め、製品の競争力向上を図っている。
パナソニックは今年3月、スマート掃除機のRULO(ルーロ)を発売。16日には、中国メディアを滋賀県にある八日市工場に招いた。この製品は、最大の特徴が三角形の外形で、現在販売されているその他のスマート掃除機とは形が異なる。
同工場の作業員はルーロについて、三角形となる本体の先端が壁の隅まで深く入り、本体を振りながらサイドブラシで壁の隅を効率的に掃除することができると紹介。そのほかにも、多種のセンサーを搭載し、肉眼では見えないチリを感知することや、様々なスタイルの自動走行が可能としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月21日