次は、深セン郊外の南嶺村。ここでは、外部の人材を繋ぎとめるために好待遇を提供しているほか、将来を担う人材の育成に力を入れている。高校を卒業していない村民は仕事を割り当てられないうえ、配当も受けられないのだという。村民全員がこの村に留まりたいと考えているというが、その最大の理由は、「何でも受け入れる」という受容性にあるようだ。南嶺村はこの1年間で純資産が13億元以上にも達し、まさに「中国一のお金持ち」にふさわしい村と言えよう。