国務院の汪洋副総理は20日、第7回G20観光相会議の開幕式に出席し、挨拶を述べた。人民日報が伝えた。
汪洋副総理は挨拶の中で「G20観光相会議はG20メンバーが観光協力を強化するための重要なプラットフォームである。今回の観光相会議は『持続可能な観光‐‐包容力のある発展を実現する有効なツール』をテーマとしており、今年のG20杭州サミットのテーマとマッチさせることで、各方面の観光事業に対する高い関心と包容力のある発展の実現への切なる期待を体現している。G20メンバーはそれぞれビザの規制緩和をさらに進め、出入国手続きを簡素化するとともに、商品の税関手続きやショッピングにおける免税や税金還付、貨幣両替等の政策の完備に努め、観光投資協力を促進し、協力して観光市場をより大きく育て上げ、世界経済の回復を促進させるために力を発揮させるべきだ。また観光業における就業が容易で雇用力が強いといった長所をさらに活用し、各国の人々の観光商品の開発への関与をさらに拡大し、観光業発展の成果を共有する。中国もまたインターネット+観光、トイレ革命、全域観光、郷村観光などの領域における発展の経験を共有したい」とした。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年5月21日