ある米国の旅行愛好者が以前、「崑崙山脈がある以上、鉄道が西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市までつながることはない」といったことがある。しかし、現在、青海省と拉薩市を結ぶ高原鉄道・青蔵鉄道がチベット族が祝賀や敬意のしるしとしている帯状の布・ハダのように、高原を駆け巡っており、今月1日で開通10周年を迎えた。高原鉄道としては世界最高、最長のこの「天路(天の道の意)」は、各民族の夢を乗せて、未来へと走り続ける。新華社が報じた。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月1日