珠海市横琴には2009年、「新区」が発足し、副庁級にランク付けられた。2015年には広東自由貿易区横琴エリアが発足し、世界の注目を集めた。珠海市の南部、珠江河口の西岸にある横琴は、香港・マカオと隣接し、「一国二制度」の合流点であり、「国内外への波及効果」の結合部でもある。7年間の発展による変化はまさに日進月歩と言えるもので、その発展の活力は誰もが認めるものとなっている。最近は、横琴紫檀文化センターを代表とする文化クリエイティブ産業が、横琴の「島心」をますます盛り上げている。
横琴「島心」文化のランドマークに
紫檀をテーマとした島心文化の源泉となる横琴紫檀文化センターは、横琴の幹線道路である横琴大道に面している。同センターを建設した富華国際集団は28年にわたって、「紫檀精神」を伝える数多くの建物を建設してきた。紫檀芸術分野でのその成果は幅広く評価されている。1999年には2億元を投じ、中国紫檀博物館を建設した。今回の横琴紫檀文化センターも、国粋である紫檀文化を発揚し、横琴の文化産業の発展を後押しするため、富華集団が、北京での中国紫檀博物館の運営成功に続き、中国南部に展開し、「北に中国紫檀博物館あり、南に横琴紫檀文化センターあり」と言われる局面を構築するための重要な措置となる。