開催中の第11回ベルリン国際軌道交通技術博覧会で、中国鉄路総公司が主催する「急成長する中国の鉄道展」が注目されている。鉄道展では中国の高速鉄道を中心とした中国の鉄道建設の最新の成果が展示され、博覧会の目玉となっている。
伝統的な「中国紅」に彩られた展示ゾーンでは、大画面のPR動画、電子ディスプレイ画像、バーチャルリアリティ(VR)動画、実物模型などを利用し、中国の鉄道の工事建設、技術革新、運営管理、国際協力などでの重要な成果を展示、多くの出展者や観光客が訪れた。
展示の説明によると、2015年末時点で中国高速鉄道の営業キロ数は2万キロを超えている。
今年7月までに、中国と欧州を結ぶ貨物列車「中欧班列」の運行本数は累計2000本を突破。「中欧班列」は中国国内16都市と欧州の8つの国、12の都市間で39路線を運行する。
今回のベルリン国際軌道交通技術博覧会は、中国鉄路総公司設立後初の参加となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月23日