中国の浙江省長興県で23日、湖州昆侖電気設備有限公司の分散型太陽光発電プロジェクトが正式に商用電力系統へ連系し、送電を開始した。同プロジェクトの発電設備容量は16.64kW、年間発電量は1.6万kWhの予定で、全て地元の長興県の電力網に送電する。プロジェクト完成後はエネルギー源として、工場地区の電力不足にも対応可能となる。浙江省長興県は太陽光発電などクリーンエネルギーの発展を加速しており、土地の事情に応じて、屋根置き型のほか、農地や漁業施設を利用した太陽光発電プロジェクトを推進。クリーンエネルギーの発電量は累計1.9億kWhに上る。写真は11月23日、湖州昆侖電気設備有限公司でスタッフが系統連系を開始したばかりの分散型太陽光発電設備の運営状況を検査する様子。