このほど行われた2017年全国観光工作会議で明らかにされたところによると、2016年の全国の観光総収入は4兆6900億元(約76兆6667億円)に達して、前年比13.6%増加した見込みだ。国連世界観光機関(UNWTO)の試算によれば、16年の中国観光産業の国民経済に対する総合的貢献度は11%に達し、雇用への総合的貢献度は10.26%を超えて、世界の平均水準を基本的に維持したという。
16年の国内観光客数は15年に初めてのべ40億人を突破した勢いを引き継ぎ、16年も2けたの伸びを達成して、通年ではのべ44億4千万人を超えた見込みだ。国内観光収入も同じく2けたの伸びを維持して、3兆9千億元(約64兆5597億円)に達したとみられる。インバウンド観光客数は、のべ1億3800万人に達し、同3.8%増加の見込みで、このうち外国人観光客の受け入れ人数はのべ2815万人で、同8.3%増加の見込みとなっている。国際観光収入は1200億ドル(約13兆6956億円)に上り、同5.6%増加したものと予想される。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年1月16日