チョコレートが不振 バレンタインでも苦戦

チョコレートが不振 バレンタインでも苦戦。

タグ: バレンタイン

発信時間: 2017-02-15 18:33:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

大手企業が2月14日の「バレンタイン商戦」を戦う中、かつては贈答品の主役の座にあったチョコレートが苦戦を強いられている。統計データをみると、2015年以降、チョコレート市場は2年連続で売上が減少し、中国の消費者のチョコ熱も冷めて、チョコレート大手は大きな壁に直面している。「北京晨報」が伝えた。

▽チョコレート市場の地位が低下

米チョコレート最大手のザ・ハーシー・カンパニーが今年2月初めに発表した2016年度第4四半期(10-12月)決算をみると、純利益が前年同期の2億2800万ドル(1ドルは約113.5円)から1億1700万ドルに減少し、約半分に減っている。中国市場は引き続きハーシーの「人に言えない痛み」で、同期の売上高は前年同期より16.6%も減少し、ハーシーは原因として「消費市場が全体的に低迷した」ことを挙げる。

14年はチョコレート市場の分かれ目になった年だ。これ以前には中国のチョコレート売上量は10数年連続で2けたの伸びを維持し、増加率は菓子類全般の増加率を上回り続け、シェアも18%前後まで上昇した。だが15年に始まった産業の調整により、チョコレート市場は2年連続で規模が縮小した。市場調査会社・智研諮詢が発表した「2016~2022年中国チョコレート市場運営情勢及び投資戦略の研究報告」によると、中国チョコレート市場の一人あたり平均消費量は世界平均を大きく下回り、15年になるとマクロ経済の増加ペースの鈍化を受けて、チョコレート売上高も低下し始めた。16年までに中国のチョコーレート売上量は全体で4%減少したという。

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