また中国人消費者が以前から好んで利用してきた購入先である米サイトも、これまでの長所を活かし多くの利用客を集めた。日韓両国と同じく「国内にない商品を取り揃えている」(56%)、「高品質」(54%)などの他に、「本物で信頼できる」(56%)が米サイトを選ぶ最も重要な原因になっている。中国の「海淘族」が2016年に購入した海外の商品は種々様々で、人気の品種は「衣料品アクセサリー」(55%が12ヶ月内に購入)、美容・化粧品(55%)、食品・飲料(44%)となった。
中国の「海淘族」の過半数(52%)が、デスクトップPCもしくはノートPC以外のデバイスを用い、12ヶ月内に海外サイトから商品を購入した。これはその他の調査対象国・地域を上回る、最も高い割合となった。中国の回答者の約84%が2016年に、スマートフォンで海外サイトから商品を購入。タブレットPCは48%。
さらこの1年間で、中国人のモバイル端末による消費額も急増した。「海淘」の支出全体に占めるスマートフォンの割合は、2016年に35%に達した。2015年の時点では、27%のみだった。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年2月17日