中国工商銀行都市金融研究所の王祺副所長がシンポで報告を行った。 |
王副所長は報告で、「中国経済の伝統的な成長エネルギーが弱体化しており、新たな成長のエンジンをみつけることが必要だが、中国の供給は需要に比べて遅れている。習近平総書記が打ち出した『一帯一路』(the belt and road)の呼びかけは供給側改革の重要な任務であるだけでなく、供給側改革に広大な市場という舞台を提供するものでもある。中国政府は『大衆による起業・イノベーション』戦略と『インターネットプラス』戦略を推進し、2016年1~11月に新たに設立された企業は498万社に上り、15年に比べて28%増加した。中国企業はインターネットを通じた需給両サイドの情報ルート構築をますます重視し、16年にはネットで営業販売を行う中国企業は83%に達した」と述べた。
このシンポは今回が7回目の開催で、55企業・機関の代表94人が出席し、過去最多の出席者となった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月17日