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japanese.china.org.cn | 20. 02. 2017

李総理が廃印を見届けていた109個の公印、歴史的文化財に

タグ: 中国改革開放

「この公印はどれだけ多くの人を束縛してきたことだろう」。李克強総理は天津市濱海新区行政審査局で当時、1つの銅製の公印を手にしてこう語った。

同年11月、国家博物館の責任者は天津に向かい、109個の公印を同博物館の永久収蔵品とした。

これらの公印はいずれも市場に通じる「検問所」だった。行政手続きの簡素化と権限委譲の改革で、天津市濱海新区は18の組織に分散していた216項目の許認可権を統合し、109個の公印が廃棄された。

李克強総理は就任後初の「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)記者会見で、「一部の地方では何かを実施したり起業したりするたびに数十個の公印が必要となるため、人々は非常に困っている。行政審査制度改革から着手し、政府の職能転換を加速させるべきだ」と語った。

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