農業部の韓長賦部長(左)と中国網記者(右)
第12期全国人民代表大会第5回会議プレスセンターは3月7日午前10時45分、北京のメディアセンターで記者会見を開き、農業部の韓長賦部長と張桃林副部長が「農業の供給側構造改革の推進」について内外の記者の質問に答えた。中国網はその様子をネット中継した。
『中国網』記者の漁業の発展がもたらす生態環境破壊の問題をどのように解決するかという質問に対し、中国農業部の韓長賦部長は以下のように答えた。
中国人は魚を食べるのが好きで、年越しや祝日だけでなく、毎日のように魚を食べている。これは中国の漁業発展にチャンスをもたらすと同時に、試練にもなっている。ここ数年にわたり、中国の漁獲量は増え、十分な供給が確保された。ただ、漁業も「成長のジレンマ」にぶつかっており、環境汚染などの影響によって漁業資源は衰退している。また、一部地方の近海や内陸部の水域、池、湖沼、ダム、いけす養殖の密度が高過ぎる上、餌の大量投入が水質の悪化をもたらし、水生態環境と製品の質に影響を及ぼした。